最近、手作りが得意な友人から「ゼリーキャンドル」をプレゼントしてもらいました。キャンドルって普通は白くて硬いイメージがありますよね。でも、友人が作ってくれたのは透明でぷるんぷるんした質感。見た目も可愛くて、涼しげで、初めて見た瞬間に「これ、自分でも作ってみたい!」とワクワクが止まりませんでした。
ということで、今回はゼリーキャンドルの作り方をシェアします!初めての人でも簡単に作れるように、コツやアレンジ方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゼリーキャンドルってどんなもの?
ゼリーキャンドル、別名「ジェルキャンドル」は、普通のキャンドルとは少し違います。その特徴は、名前の通りゼリーのような透明感と弾力のある質感。実はこれ、「ジェルワックス」という特殊な素材を使って作られています。
普通のキャンドルに使われるパラフィンワックスやソイワックスは白くて硬い仕上がりになりますが、ジェルワックスはぷるぷるしていて透明。冷えても固まらないので、スライムみたいに柔らかいのがポイントです。しかも、燃焼時間が長いという実用性もあるんです!
材料と道具を準備しよう
ゼリーキャンドルを作るのに必要なものは、意外と少ないんです。しかも、ほとんど100円ショップで手に入るので、気軽に始められますよ。
【材料】
- ジェルワックス
これがゼリーキャンドルの主役です。ネットや手芸店で購入できます。 - キャンドル芯
火を灯すための必需品。 - 容器
ガラス瓶や耐熱グラスがおすすめ。透明な容器だと仕上がりが綺麗に見えます。 - 飾り素材
ドライフラワー、貝殻、カラーサンド、小さなガラスオブジェなど。熱に強い素材を選びましょう。 - 顔料・香料(お好みで)
色や香りをつけるなら、専用のものを使います。
【道具】
- 鍋(ワックスを溶かす用)
- 温度計(ワックスの温度を測るため)
- 割りばし(芯を固定するのに使います)
- 耐熱容器(ジェルワックスを溶かすため)
作り方の手順
1. 飾りを準備する
まず、グラスやガラス瓶の中に、好きな飾りを入れていきます。貝殻やカラーサンドを敷いたり、ドライフラワーを配置したり、ここで自分だけのデザインを考える時間が楽しいんですよね。
2. キャンドル芯をセット
キャンドル芯を容器の中心に立てます。割りばしで芯を挟んで、容器の上に橋渡しするように固定すると安定します。
3. ジェルワックスを溶かす
鍋にジェルワックスを入れて、100℃程度になるまで加熱します。このとき、熱くなりすぎないように温度計で確認しましょう。溶けたら、お好みで色付けや香りをプラスしてもOK。
4. グラスにワックスを注ぐ
溶かしたジェルワックスを、ゆっくりと容器に注ぎます。勢いよく注ぐと気泡が入りやすいので注意!気泡が少ない方が仕上がりが綺麗です。
5. 冷まして完成!
常温で1時間以上放置して、完全に固まるのを待ちます。ここで早く固まってほしいからと冷蔵庫に入れるのはNG。ゆっくり常温で固めるのがポイントです。
アレンジのアイデア集
ゼリーキャンドルはアレンジ次第で色々なデザインが楽しめます!いくつか素敵なアイデアをご紹介しますね。
1. 海をテーマにしたキャンドル
カラーサンドを敷いて、貝殻や小さな魚のオブジェを入れれば、夏らしい海の世界が広がります。気泡をあえて作ると、よりリアルな海っぽい雰囲気に。
2. ドライフラワーを閉じ込める
透明感を活かして、色鮮やかなドライフラワーを入れるのも素敵。花の可憐さが引き立ちますよ。
3. グラデーションカラーに挑戦
異なる色のジェルワックスを少しずつ重ねて注ぐと、グラデーションが綺麗なキャンドルができます。
4. クラッシュゼリーキャンドル
ゼリーキャンドルを一度固めてから砕いて、ガラス瓶に詰めるアレンジ。宝石のようなキラキラ感が楽しめます。
5. 音が出る不思議なキャンドル
木芯を使うと、火を灯したときに「パチパチ」と音が鳴るキャンドルを作ることも可能です。音・香り・灯りの三拍子が揃った新感覚キャンドルに!
初心者さん向けのQ&A
Q1: 気泡ができてしまったらどうする?
A: 気泡はライターやドライヤーで温めると減らせます。キャンドルの表面に直接当てずに、軽く温めるのがコツです。
Q2: 色の調整が難しい!
A: 着色料は少しずつ入れるのがポイント。少しの量でかなり発色するので、慎重に調整してくださいね。
Q3: 香りがあまりしない…
A: 香料を入れるタイミングが重要です。ジェルが完全に溶けた後に加えると、香りがしっかり残りますよ。
自分だけのキャンドルを楽しもう
手作りのゼリーキャンドルは、自分で使うのはもちろん、プレゼントにもぴったりです。透明感のある涼しげなデザインはインテリアとしても映えるので、お部屋の雰囲気を一気におしゃれにしてくれます。
最初は失敗しても大丈夫。少しずつコツを掴んで、自分だけのオリジナルキャンドル作りを楽しんでくださいね!
もし挑戦してみたら、どんなデザインにしたかぜひ教えてください。一緒にハンドメイドの楽しさを共有しましょう!