バイクで走るのが気持ち良い季節、でも紫外線対策はできていますか?特に4月から9月頃にかけて紫外線が強くなる時期には、しっかりと肌を守る準備が必要です。この記事では、紫外線が強い季節や時間帯に加えて、バイク乗車時の紫外線対策と便利なアイテムをご紹介します。「日焼けなんて気にしてなかった!」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
紫外線はいつから強くなるの?知っておきたい季節と時間帯
「紫外線対策って夏だけでいいんでしょ?」と思う方も多いかもしれませんが、実は紫外線が強くなるのは4月から9月頃。特に5月から8月にかけてはピークを迎えるとされています。
一日の中で紫外線が最も強い時間帯
紫外線は、一日の中で太陽が一番高くなる10時~15時頃が最も強い時間帯です。この時間帯にバイクに乗る予定がある場合は、対策をしっかりと行ないましょう。曇りや雨の日でも紫外線が完全に防げるわけではありません。特にUVA(紫外線A波)は、雲を通り抜けて肌に届くため、天気に関係なく注意が必要です。
バイク乗車時に行うべき紫外線対策
紫外線対策にはさまざまな方法がありますが、以下の3つを中心に実践してみてください。
1. 日焼け止めを塗る
日焼け止めは、紫外線から肌を守るための基本中の基本。特にバイクに乗るときは、首・手首・顔など露出している部分にしっかり塗りましょう。
日焼け止めの選び方と使い方
- 選び方
短時間の運転なら、SPF15~30程度のものでもOKです。ただし、長時間外にいる場合や日差しが強い時期は、SPF30以上・PA++以上の日焼け止めを選ぶと安心です。 - 使い方
おでこ、鼻筋、両頬、あごなどに適量をのせて、全体にムラなく広げます。その後、もう一度重ね塗りすることで効果が高まります。腕や脚にも同じように、ムラなくしっかりと塗りましょう。
塗り直しも忘れずに
運転中に汗をかいたり、衣類との摩擦で日焼け止めが落ちてしまうこともあります。そのため、2~3時間おきに塗り直すのがおすすめです。スプレータイプの日焼け止めは手軽に使えるので便利ですよ。
2. 肌を露出しない服装を選ぶ
「長袖だと暑いし、なんだか窮屈そう…」と思うかもしれませんが、肌を隠すことも重要な紫外線対策です。
UVカット素材のウェアを活用
長袖のシャツやパンツを選ぶときは、UVカット加工がされているものを選びましょう。また、黒や黄色の衣類は紫外線を通しにくいので、対策として効果的です。
バイク専用のインナーやアームカバーもおすすめ
最近では、接触冷感素材のインナーやアームカバーが登場しています。これらは暑さ対策にもなるため、夏場のバイク乗車にぴったりです。
3. 紫外線対策グッズを活用する
便利なグッズを使うことで、さらにしっかりと紫外線対策ができます。
フェイスマスク・ネックガード
顔や首は、日焼けしやすい部位のひとつ。UVカット素材のフェイスマスクやネックガードを使えば、しっかりガードできます。夏は吸汗速乾タイプ、冬は保温性のあるタイプを選ぶと快適です。
サングラス
紫外線は目にもダメージを与えます。UVカット機能付きのサングラスをかけることで、目を保護しながらおしゃれも楽しめます。特に偏光レンズや調光レンズ付きのサングラスは、走行中の視界をクリアに保つ効果もあるのでおすすめです。
UVカットのヘルメットシールド
ヘルメットをかぶっているからといって、顔が完全に守られるわけではありません。UVカット機能が付いたシールドを装着することで、日差しを和らげることができます。スモークやミラー加工がされているシールドなら、さらに日差しを防ぐ効果が期待できます。
グローブ
手の甲や手首は、つい日焼け対策を忘れがち。でも、バイク乗車時は意外と目立つ部位です。UVカット加工されたグローブを着用し、隙間なく肌を覆うようにしましょう。
紫外線対策を続けることのメリット
紫外線を防ぐことは、肌を守るだけでなく、健康を守ることにもつながります。日焼けを繰り返すと、肌にしみやそばかすが増えたり、老化が進む原因になることがあります。また、紫外線が皮膚がんのリスクを高めるという報告もあるため、しっかりと対策を行ないましょう。
まとめ
バイクでの走行中、紫外線対策を怠ると後から後悔してしまうこともあります。特に4月~9月の紫外線が強い時期には、日焼け止めやUVカット素材の服、紫外線対策グッズを積極的に活用して、肌を守ることを意識しましょう。
首や手首など、普段見逃しがちな部位も忘れずにカバーすることが大切です。バイクに乗る時間や天候に合わせた対策を心がけて、安全で快適なバイクライフを楽しんでくださいね!