断捨離と聞くと、家中のものを一気に手放す大がかりな作業を想像しがちですが、最初は小さな場所から始めるのが成功の秘訣です。
いきなり大きな場所から始めると、途中で挫折してリバウンドする原因になってしまいます。
そこで今回は、「引き出し一つ」から始める具体的な断捨離のステップと、リバウンドを防いでスッキリした状態をキープするコツをご紹介しますね。小さな一歩が、あなたの暮らしと心に大きな変化をもたらしますよ!
小さな断捨離から得られる驚きのメリット
「たかが引き出し一つ」と思うかもしれませんが、小さな場所の断捨離でも、私たちの心と生活にたくさんの良い効果をもたらしてくれるんです。
集中力アップとストレス軽減
散らかった空間は、無意識のうちに私たちの脳に負担をかけています。
視界に不要なものがたくさん入ることで、脳が処理すべき情報量が増え、「あれを片付けなきゃ」という小さなストレスが積み重なってしまうんです。
引き出し一つでもスッキリ片付くと、視覚的な情報過多が解消され、脳が休まりやすくなります。
探し物をする時間も劇的に減るので、作業や勉強に集中しやすくなり、日常生活での小さなイライラがグッと減るのを実感できるはずですよ。
達成感と自己肯定感の向上
断捨離を始める人が挫折しやすいのは、「いつ終わるかわからない」という感覚に陥ってしまうからです。
その点、引き出し一つなら、必ず1〜2時間で完了できます。
「よし、終わった!」という短いスパンで達成感を得られるため、できたという成功体験が積み重なります。
この小さな達成感が「次の場所も片付けてみよう」というモチベーションにつながり、自己肯定感を高める原動力になるんです。
無理なく続けられるからこそ、断捨離が習慣化しやすくなるというメリットもあります。
自分らしい価値観の発見
断捨離は、単に物を捨てるだけでなく、「自分は何を必要とし、何を求めているのか」という自分の価値観と向き合う作業でもあります。
引き出しの中のペンや文房具、化粧品など、一つひとつを手に取り、「これは本当に使うもの?」「好きで持っていたいもの?」と問いかけるプロセスを通じて、自分の好みや行動パターンを深く理解できます。
その結果、今後の買い物でも本当に必要なものだけを選ぶ、賢い消費行動が自然と身についていきますよ。
引き出し一つを徹底的にスッキリさせる具体的な手順
どこを片付けるか決めたら、次は具体的なステップです。完璧を目指す必要はありません。まずは以下のシンプルな手順で進めてみましょう。
STEP 1:中身を「全部出す」ことから始める
まずは、片付けると決めた引き出しの中身を、例外なく全て外に出して広げましょう。この全部出しの工程がとても大切なんです。
なぜなら、収納に収まった状態では、自分がどれだけの量を持っているか、何が埋もれているかを正確に把握できないからです。
テーブルの上や床に広げて、その全体量を自分の目で見て驚くことで、「これはいらないかも」という判断をしやすくなります。
STEP 2:3つのグループに分類する
出したものを一つずつ手に取り、「必要・不要・保留」の3つのグループに分類しましょう。
- 【必要】:今も日常的に使っていて、これからも使うもの。
- 【不要】:壊れているもの、長年使っていないもの、存在を忘れていたもの。
- 【保留】:「いるか、いらないか」で迷ってしまったもの。
このとき、判断に迷うものは深く考えすぎず、すぐに「保留」ボックスに入れましょう。
ここで時間をかけすぎると、挫折の原因になります。「迷ったら保留」と決めておくことで、スムーズに作業が進みますよ。
STEP 3:「必要」なものを引き出しに戻し、定位置を決める
残すと決めた必要なものだけを、引き出しに戻していきます。このとき、ただ戻すのではなく、使いやすく戻すことが重要です。
- 物の定位置を決める:
ペンはこのスペース、メモ帳はこのスペース、といった具合に、全ての物に「住所」を決めてあげましょう。 - 立てて収納する:
物を重ねるのではなく、立てて収納すると、何がどこにあるか一目で分かり、取り出しやすくなります。 - 収納は「7割」まで:
引き出しに物をギチギチに詰め込まず、空間に3割ほどのゆとりを持たせましょう。このゆとりが、新しい物が入ってきたときの一時置き場になったり、リバウンドを防ぐクッションの役割を果たしてくれます。
保留ボックスに入れたものは、期限(例えば1週間後)を決めておき、その期限が来たら再度見直しましょう。
その期間、保留ボックスの中身を使わなかったなら、それはあなたにとって不要な物だったと判断できます。
断捨離をリバウンドさせないための継続のコツ
せっかくスッキリさせた引き出しが、すぐに元通りになってしまっては意味がありませんよね。断捨離後の状態を無理なくキープするために、日々の習慣にしたいコツをご紹介します。
物の「定位置」を死守する
リバウンドの最大の原因は、「使ったものを元の場所に戻さない」ことです。
「ここが住所!」と決めた場所に、使ったら必ず戻す習慣を徹底しましょう。
この戻す動作を面倒に感じさせないために、先ほどのSTEP 3でご紹介したように、取り出しやすく、しまいやすい収納にしておくことが大切です。
また、使用頻度の高い物は、ワンアクションで取り出せる手前の位置に収納するなど、自分の行動パターンに合わせた配置にすると無理なく続けられます。
「一つ買ったら、一つ手放す」を徹底する
新しい物を家に入れるときは、「一つ増えたら、同じ種類のものを一つ手放す」というルールを自分に課しましょう。
例えば、新しいボールペンを買ったら、引き出しの中の古いボールペンを一本処分する、といった具合です。
この習慣を持つことで、持ち物の総量が増えるのを防ぎ、常に厳選された必要なものだけに囲まれた状態をキープできます。
定期的に「小さな見直し時間」を設ける
完璧な部屋を一度作っても、生活している限り物は増えていきます。
週末の10分間など、定期的に「引き出し見直し時間」を設けて、溜まり始めた不要なDMやレシート、期限切れの薬などをチェックして手放しましょう。
小さな見直しを習慣化することで、大がかりな断捨離を再度行う必要がなくなり、いつでもスッキリした状態を維持できるようになりますよ。


